万代杉 1988年8月28日 モッチョム岳登山道
樹高 13.2m、 胸高周囲 8.6m

モッチョム岳登山道の尾根にしっかりと根を張り聳える巨木。一時期縄文杉をしのぐ巨木が発見されたと話題になったそうだ。地際部は張り出して大きいが、やはり縄文杉が最大である。
翁杉 1988年5月21日 大株歩道
樹高 23.7m、胸高周囲 12.6m

縄文杉を見に行く大株歩道の途中で出会える巨木。多くの着生植物が認められる。
大王杉 1988年5月21日 大株歩道
樹高 24.7m、胸高周囲 11.1m

同じく縄文杉にたどり着く手前で見られる巨木。縄文杉が発見されるまでは最大の屋久杉といわれた。
大王杉 1988年5月21日 大株歩道
樹高 24.7m、胸高周囲 11.1m

別方向から見たところ。見る方角により印象が異なる。
縄文杉 1988年5月21日 大株歩道
樹高 25.3m、胸高周囲 16.4m

大株歩道の奥に鎮座する縄文杉は最大の屋久杉。樹皮は波打ち長い年月を生き抜いてきた老人の風格がある。
縄文杉 1988年5月21日 大株歩道
樹高 25.3m、胸高周囲 16.4m

下から見上げた縄文杉は枝が張り出して勢い良く広がっている。
夫婦杉 1988年5月21日 大株歩道
(夫)樹高 22.9m、胸高周囲 10.9m
(妻)樹高 25.5m、胸高周囲 5.8m

縄文杉の手前に出てくる連理でつながった屋久杉。夫婦にたとえられている。
夫婦杉 1988年5月21日 大株歩道
(夫)樹高 22.9m、胸高周囲 10.9m
(妻)樹高 25.5m、胸高周囲 5.8m

離れて撮影したところである。落ち着いたたたずまいは長年連れ添ってきた夫婦を感じさせる。
モッチョム太郎 1988年8月28日 モッチョム岳登山道
樹高 24.5m、胸高周囲 9.4m

モッチョム岳登山道で出会える巨木のひとつ。万代杉より標高の高いところに位置し森の木々に囲まれて全貌は見渡せない。昔切り倒されそうになった痕が痛ましい。
ウィルソン株 1988年5月21日 大株歩道
胸高周囲 13.8m

大株歩道を登り大王杉より手前で出会うことができる。1586年に切り倒されたといわれる切り株。中は空洞で10畳ほどの広さがあり驚かされる。
紀元杉 1988年8月27日 安房林道
樹高 19.5m、胸高周囲 8.1m(13.5m)

安房林道沿いにあり車からでも観察できる。胸高周囲については資料で調べると8.1mと13.5mの二説がある。どちらにしても巨木であることには間違いない。いろいろな種類の植物が着生しているのが見られる。
ヤクスギ 1988年8月27日 小花之江河

淀川小屋から宮之浦岳登山道を行くと小花之江河、花之江河という高層湿原が出現する。そこで見かけたヤクスギである。ここから先にはヤクスギの白骨樹も点在している。 
ガジュマル 1988年5月20日 志戸子

志戸子にあるガジュマル。気根を長く伸ばした姿は異様でもある。ガジュマル園ではまとまって多くのガジュマルが自生している。下草にはクワズイモが見られる。
ガジュマル 1988年5月22日 宮之浦

益救神社で見かけたガジュマル。気根が伸び空中で宙ぶらりんになっている様子が良くわかりトンネルになっている。手前は二体の仁王石像。
ヒメシャラ 1988年5月21日 大株歩道

屋久島ではヤクスギ以外の種にも巨樹が見られる。これはそのひとつで赤茶色の樹皮が特徴的なヒメシャラである。
樹高および胸高周囲の数値は屋久杉自然館の資料などを参考とした。